「家族が増えた」「ライフスタイルが変わった」などの理由で、キッチンをリフォームしようと考える方も珍しくありません。キッチンはほぼ毎日使うところでもあるので、なるべく機能性が高く、そして居心地の良いキッチンにすることが大切です。 今回は、キッチンリフォームの失敗例や注意点をご紹介します。キッチンリフォームで後悔しないようにするためにも、事前にチェックしておきましょう。
1. キッチンリフォームの失敗例をご紹介
まずは、キッチンリフォームをしたときによくある失敗例を3つご紹介します。
1-1. 費用を削りすぎてしまった
費用を削るために質の悪い部材を使ってしまうと、天板が傷つきやすくなったり安っぽくなったりしてしまいます。また、あまりにも安価なキッチンを選んでしまうと、壁紙の変更がオプション注文となり、かえって料金がかさんでしまうこともあります。見た目と機能性のバランスを図り、優先順位を考えて決めるようにしましょう。
1-2. キッチンの高さが合わない
キッチンの高さが合わないというのもよくある失敗例です。キッチンのデザイン面ばかりに目がいってしまうと、キッチンの高さがおろそかになりがちです。
キッチンの高さの目安は、「身長÷2+5cm」として、スリッパの厚みを含めて高さを決めてください。たとえば、身長160cmの人は、85cm-2cm（スリッパの高さ）くらいが目安となります。
1-3. 調理スペースが狭い
キッチンは、調理スペースがとても大切です。調理スペースが狭いと、野菜をたくさん切りたいときに置く場所がなく、冷蔵庫から数回に分けて具材を取りに行く必要が出てきます。また、コンロのすぐ横にボウルを置くことで、しらない間にボウルが溶けてしまうという事故も少なくありません。
調理スペースは、おおよそ45cmほどあれば良いといわれているので、この広さを目安にキッチン台を選ぶようにしましょう。
2. キッチンリフォームの注意点は？
続いて、キッチンリフォームの注意点を3つご紹介します。
2-1. キッチンを利用する人数
調理は基本的に1人で行うものですが、場合によってはお子さんが手伝ってくれることもあるでしょう。このとき、キッチンの幅が狭いと使いにくくなってしまうおそれがあるので、家族が多い場合は通路や導線を広めに確保しておきましょう。
2-2. 本当に必要な設備なのかを考える
地下収納を作ったけれど、入れたことを忘れてしまい賞味期限を切らしてしまったり、ビルトイン食洗器を導入したが収納ペースが足りなくなってしまったりしたというトラブルも少なくありません。
入れたい設備をきちんと使いこなせるのか、また入れることで収納が少なくなってしまうが問題ないかなど、普段あるものの量を含めて収納場所を考えることをおすすめします。特に、買いだめをするタイプの人は注意が必要です。
2-3. 将来のことを考えたリフォーム
キッチンは、この先10年、20年とほぼ毎日使います。そのためリフォームするときは、現在のことだけでなく将来のことも考える必要があります。
たとえば、年を重ねれば高い位置にある収納は使わなくなるかもしれません。できる限り長く使えるように、20年後のライフスタイルを考えてリフォーム計画を立てるようにしましょう。
3. キッチンリフォームで後悔しないためのポイント
最後に、キッチンリフォームで後悔しないためのポイントについて詳しく見ていきましょう。
3-1. 家族で話し合う
キッチンリフォームは、普段料理を行う人の意見に合わせて実施されるケースが多いです。しかし、最近は家事を分担制にしている家庭も多いので、家族全員で話し合い、配置やデザインについて考えることが大切です。
3-2. ショールームへ行く
キッチンのリフォームといっても、なかなかイメージが湧かないという人も多いでしょう。そのような人は、実際にショールームに行って実物をチェックしてみてください。ショールームに行くことで、カタログではわからない魅力を実感できます。
3-3. キッチンリフォームに特化した業者を選ぶ
キッチンリフォームを後悔しないためには、業者選びも大切です。リフォーム会社といっても、外壁やバスルームなど会社によって得意にしている分野は異なるため、キッチンリフォームの実績が豊富にある業者を選ぶようにしましょう。
4. まとめ
キッチンは毎日使う場所なので、いかに使いやすいキッチンにリフォームできるかが重要です。今回ご紹介した失敗例や注意点を参考にしていただき、納得のいくリフォームを実現しましょう。 「株式会社丸昌」は、地域密着型の施工会社です。水回りの工事を得意としており、家を知り尽くした高い技術を持つ職人が多く在籍しております。キッチンリフォームにも定評がありますので、お困りのことがございましたら気兼ねなくご相談ください。
