フローリング

フローリングリフォームでは何をする?施工法やリフォーム可能な床、価格相場などを詳しく解説!

フローリングリフォーム
最近床のきしみが気になる、床の傷やへこみが目立ってきたとお困りの方は、フローリングリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。部屋の印象を変えたい、インテリアのテイストを変えたい人にもフローリングのリフォームはおすすめです。今回は、フローリングリフォームの主な施工方法や価格相場のほか、「DIYはできるのか?」という点について詳しく解説していきます。

フローリングリフォームの施工方法とは?

フローリングリフォームとは、既存の床を新しいフローリングにするリフォームのことを指します。一般的に、床のきしみが気になってきたなどの不都合が出てきた場合や、部屋のイメージを変えたい場合に行います。

フローリングリフォームの施工方法は主に2つの種類があるので、次項でそれぞれの詳細とメリット・デメリットを見ていきましょう。

張替え

張替えとは、既存の床をはがして新しくフローリングを張り替える工法のことを指します。床張りをして10年以上経っている、きしみがあるという場合、基本的には張替えがおすすめです。

張替えのメリットは、床をはがすため下地の状態を確認できることです。下地の傷みや白アリを発見した場合にも、その場ですぐに対処することが可能になります。

一方、デメリットは手間や材料費がかかることです。特に床をはがす解体工事の際には大きな音が出るほか、工事期間中はその部屋を使えないということを頭に入れておきましょう。

重ね張り

重ね張りは、今ある床はそのままに、新しい床材を重ねる工法のことで、こちらは時期的に下地や床が劣化していない場合におすすめです。重ね張りは解体が不要で、さらに工期が短い点がメリットです。また廃材も出ないため、張替えの際に発生する廃棄料がかかりません。

一方重ね張りのデメリットは、今ある床に重ねて張るため厚みが増してしまうことです。また、ドアの開閉に支障が出てしまうこともあるのでこの2つの点を押さえておきましょう。

フローリングリフォームはDIYが可能?

DIYが流行している近年、フローリングリフォームを自分で行おうと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、経験不足によって床材にすき間ができてしまい、結局やり直すことになったというトラブルも少なくありません。

重ね張りは張替えに比べて簡単な作業なので、人によってはDIYが可能かもしれません。しかし、それでも部屋のサイズに合わせてすき間なく張るのは難しい作業といえます。フローリングリフォームは素人が簡単にできるものではないため、不安な方は実績が豊富にある業者に任せましょう。

床暖房のフローリングはリフォームできる?

床暖房を設置している場合、通常のフローリングのようにリフォームすることは可能なのでしょうか。リフォームできるかどうかは、自宅の床暖房のタイプによって変わります。

「仕上げ材分離型」の床暖房の場合

発熱線の面とフローリングの床材が分離しているタイプの床暖房を「仕上げ材分離型」といいます。このタイプの床暖房なら、フローリング部分のみのリフォームが可能です。

「仕上げ材一体型」の床暖房の場合

床材に熱源が内蔵されている「仕上げ材一体型」は、仕上げ材分離型に比べてスピーディーに温まるのが魅力です。ただしフローリングと熱源が一体化しているため、フローリングのみの張替えはできません。熱源全体の取換えが必要になるので、仕上げ材分離型のリフォームに比べて費用がかかります。

マンションの床はフローリングリフォームできる?

マンションは戸建てとは違って集合住宅のため、フローリングリフォームをする際には管理組合の承認を得なければなりません。また、騒音問題が起こらないよう、遮音性のあるフローリングにすると管理規約に定められていることが多く、規定の遮音等級基準を満たしたフローリングの使用が義務付けられています。

また、マンションはコンクリートの箱が積み重ねられて作られた建造物ともいわれています。そのコンクリートの箱の底面に、直接フローリング材を張って床を仕上げる工法のことを「直床(じかゆか)工法」といいますが、この直床工法の床は重ね張りができないという特徴があるため注意が必要です。

コンクリートの箱の底面から15㎝ほど空間を設けて床を張る工法は「二重床工法」と呼ばれています。このタイプの場合、リフォームの際には張替え・重ね張りの両方が可能です。

フローリングリフォームの価格相場とは?

依頼する業者や使用するフローリング材の品質などによって、施工にかかる費用は変わります。そのため一概にはいえませんが、フローリングリフォームの価格は重ね張りより張替えの方が高くなります。これは、工事の規模が大きくなり、その結果工期も長くなるためです。

また、使用するフローリング材の品質的には、合板フローリングより無垢材のフローリングの方が高価なので、費用を抑えるには合板フローリングがおすすめです。リフォーム前に見積もりを取り、床材の種類や張替えの工法についてよく検討してから決めてみてください。

まとめ

フローリングの寿命は一般的に10~20年程度といわれています。新築時に張った床も、きしんだり傷んだりと徐々に不都合が出てくるものです。また、フローリングリフォームをDIYで行おうと考える方も多いのですが、下地の補修や美しい張替え技術などを加味するとプロにお願いするのがおすすめです。

大阪市住之江区にある「株式会社 丸昌」は、大阪府を中心に広く関西エリアで住宅や店舗のリフォーム、リノベーションなどを手掛けております。もちろんフローリングリフォームも請け負っており、現地調査・見積もりは無料のため安心してご相談いただけます。実際にお客様のご自宅の床をチェックしたうえで適切なプランをご提案いたしますので、フローリングリフォームをお考えの方は一度お問い合わせください。