トイレの壁紙は機能性を重視！

におい対策で清潔な空間にリフォームしよう

1. トイレの壁紙をリフォームするタイミング

純粋に壁紙自体の汚れが気になっている方もいれば、トイレの故障や不具合を改善するついでに壁紙のリフォームをするか悩み始めた方もいらっしゃるでしょう。どちらの場合でも、トイレの壁紙のリフォームは便器の修理・交換と同じタイミングで行うのがおすすめです。この理由は大きく分けて2つあります。
1つ目の理由は、便器と壁紙の寿命がほとんど同じだからです。温度や湿度によっても異なりますが、どちらも10年ほどを目安に交換が必要となります。
トイレの壁紙を交換するときは、トイレ本体も動かすことになるため、その分の費用を考慮すると、同時にリフォームする方が効率的です。また施工の時期を合わせると、これから先も同じ周期でリフォームのタイミングが訪れるので、リフォームの回数削減にもつながります。
2つ目の理由は、壁紙から出る悪臭を除去するためです。新しい型のトイレに交換するときに、壁紙に嫌なにおいが染み付いているとどうしても気になってしまいます。このように、費用や衛生面からトイレの壁紙はトイレと同じタイミングでリフォームを行うのが望ましいのです。

2. トイレの壁紙は機能性で選ぼう

トイレの壁紙選びで重視したいポイントとして最初に思い浮かぶのは、色やデザインではないでしょうか。しかし、事前に確認しておきたい項目はこの2つだけではありません。トイレの清潔感を持続させるために、機能性が高い壁紙でリフォームを行いましょう。

2-1. トイレの壁紙が汚れる理由

トイレの壁紙が汚れてしまう主な要因は男性の尿です。尿が壁に散ってしまうことで黄ばみが発生してしまいます。また、そのまま黄ばみを放置していると菌の繁殖やにおいのもととなります。

2-2. 壁紙の機能の種類

多くの壁紙には消臭効果が備わっています。アンモニア臭などの不快なにおいを吸収し、分解してくれます。また、汚れ防止機能が備わっている壁紙もあり、こちらは壁紙の表面にラミネートが施され、汚れを簡単に拭き取ることができるためとても便利です。
そして、防カビ機能のある壁紙も魅力的です。こちらは吸湿効果があり、カビが発生しにくくなります。このように、便利な機能が備わった壁紙を選ぶことで、日々のトイレ掃除が楽になるほか、急な来客にも慌てることなく対応できるようになります。

3. 壁紙の色決め

トイレの扉は基本的に閉まっているため、壁紙の色の自由度が高いといわれています。しかし、選ぶ色によっては理想の雰囲気とかけ離れたトイレになってしまうこともあるため注意が必要です。最後に、迷いがちなトイレの壁紙の色を決めるときに役に立つ情報をご紹介します。

3-1. 明るい色でトイレを広く見せよう

一般的なトイレの壁紙には、白やクリーム色が使われていることが多いです。これは、膨張色を使うことで、トイレがより広く見えるからです。また。明るい色の方が汚れは目立ちづらい傾向にあります。
一方、暗い色の壁紙を選ぶと圧迫感を与えてしまう可能性があります。あえて暗い壁紙でおしゃれに演出しているお店などもありますが、トイレに落ち着きを求める方は、優しく穏やかな色を使うのがおすすめです。

3-2. 風水を取り入れてみる

興味がある方は、トイレの壁紙に風水を取り入れてみてはいかがでしょうか。トイレは不浄の場と呼ばれ、水の気をつかさどり、清潔に保つことで運気アップが期待できる場所のひとつです。トイレがある方角によって相性の良い色があったり、それぞれの色に意味が込められていたりします。
たとえばトイレが東にある場合、植物系の柄の壁紙や、グリーン系の壁紙がぴったりです。トイレが設置されている方角によって最適な色は変わるので、気になる方は書籍などを読んで実践してみてください。

4. まとめ