狭くて暗いトイレもリフォームでおしゃれな空間に!

トイレリフォームのポイントとは?

自宅を新築する際、トイレの仕様について考えることはとても重要です。しかし、実際には階段下などの最小限のスペースで日当たりが悪く、薄暗いトイレに不満を持つ方も少なくありません。今回は、狭くて暗いトイレをおしゃれな空間に変身させるトイレリフォームのポイントを紹介していきますので、お困りの方はぜひチェックしてみてください。

1. おしゃれな空間に変身させるトイレのリフォームのポイントとは?

トイレのどこをリフォームすればおしゃれになるかというと、具体的には「便器」「手洗いカウンター」「照明」「壁紙」「床」「キャビネット」の6ヶ所が考えられます。これらすべての箇所をリフォームできなくても、1ヶ所リフォームするだけでも雰囲気を変えることが可能です。狭い空間だからこそ、少しのリフォームでイメージを変えられるのがトイレのリフォームの良さなのです。

1-1. 便器を変える

トイレの主役ともいえるのが便器です。主に「タンク一体型」「セパレート型」「タンクレス」の3種類あり、どのタイプもスタイリッシュなデザインのものが販売されていますが、この中でも人気なのがタンクレスタイプです。
このタンクレスタイプは、タンクがない分奥行きがコンパクトなので、狭かったトイレ空間にも余裕が生まれます。ただし、手を洗うスペースはなくなるので、トイレ内で手洗いをしたいなら手洗いカウンターの設置が必要です。

1-2. 手洗いカウンターを設置する

手洗いカウンターをつけたトイレが近年人気を集めています。限られた空間で手洗いカウンターを設置するのは難しいように思えますが、壁に埋め込むタイプのほか、トイレットペーパーホルダーが一体になったタイプなど省スペースのものも少なくありません。これらはいずれも実用性が高く、見た目もよりおしゃれになります。

1-3. 照明を変える

シンプルなシーリングライトを採用していることが多いトイレの照明を、ペンダントライトや間接照明に変えるだけで一気におしゃれな空間へと変えられます。もし照明のタイプを変えられない場合、電球の色を蛍光灯のような青白い光からオレンジ色にするだけでも雰囲気が変わります。

1-4. 壁紙を変える

便座に座った際にぐるりと三方を囲む壁はトイレの印象を大きく左右するものであり、最近はすべて同じ壁紙ではなく、1面だけ別のタイプにする「アクセントクロス」を取り入れるのが人気です。花柄やストライプなどの柄も、1面だけなら取り入れやすいでしょう。
また、壁紙の色選びも重要で、トイレを広く見せるには白などの「膨張色」がおすすめです。同じ色でも明度の高いものを選べばトイレを広く見せられます。反対に、黒系の色は「収縮色」であり、空間は狭く感じられてしまいます。
ほかにも、「消臭機能付き」「汚れ防止機能付き」「防カビ機能付き」などの機能性に富んだクロスもあるので、自分の希望に合わせて選んでみてください。

1-5. 床を変える

トイレの床は汚れやすいので、手入れしやすい素材を選ぶのがおすすめです。トイレの床材として最も一般的なのが「クッションフロア」で、最近は大理石調のものやフローリング調のもの、タイル調のものなど種類も充実しています。

1-6. キャビネットを設置する

トイレの便器をタンクレスにする方は、新たにキャビネットを設置するのもおすすめです。スリムタイプのキャビネットもあり、予備のトイレットペーパーや掃除用具などを人目につかないように収納できます。
また、キャビネットの上部はディスプレイスペースとしても活用できます。芳香剤や花、雑貨などを飾ってお気に入りのスペースに作り上げるのも楽しいものです。

2. トイレリフォームの失敗例

おしゃれさばかりに目が行ってしまうと、思わぬ落とし穴があるので注意が必要です。次項でトイレリフォームの失敗例を紹介していきますので、施工前にチェックしておきましょう。

2-1. 手元が見えにくい

落ち着いたシックな空間にしようと間接照明や暗めの照明にしたものの、足元や手元が見えにくいという失敗が多く見られます。場合によっては転倒などの事故につながるおそれがあるため、あまりに暗い照明は避けた方がベターです。

2-2. 圧迫感を覚える

黒のクロスやクッションフロアでまとめたクールな印象のトイレにする人も多いでしょう。統一感があっておしゃれではありますが、元々のトイレの空間が狭かった場合、かなりの圧迫感を覚えてしまうことにもなりかねません。

2-3. 身動きが取りづらい

トイレ内は、人が立ったり手を伸ばしたりするスペースも必要です。手洗いカウンターを設置したばかりに、想像以上に身動きの取りづらい空間になってしまうことも考えられます。

2-4. カビや黒ずみが気になる

フローリング調のクッションフロアではなく、本物の無垢材にこだわった床にしたのは良いものの、カビや黒ずみが気になるようになってしまうことがあります。また、目地の汚れが気になり日々の掃除が大変になってしまうことも少なくありません。清潔な状態をキープしやすいこともおしゃれなトイレの条件なので、お手入れのしやすさも考えながら床材を選びましょう。

3. まとめ

比較的小さなスペースではあるトイレですが、毎日必ず一度は使う大切な場所です。壁紙や照明などを少し変えることで、より洗練された空間に仕上がります。ただし、費用面や日程などわからないこともあるかもしれませんので、気になる方は信頼できる業者に一度相談してみてはいかがでしょうか。 「株式会社丸昌」は、関西エリアで建築大工工事・リフォームなどを行っている施工業者です。キッチンやトイレといった水回りのリフォームも得意としており、高い技術力に定評があります。おしゃれかつ快適に使えるトイレリフォームを実施いたしますので、興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。