テレワーク用リフォームに補助金を使おう!条件もしっかり解説

自宅のリフォームで使える補助金の中に、テレワーク(在宅勤務用)のリフォームがあるのはご存じでしょうか?

コロナ禍によって働き方が大きく変わり、自宅のリビングや寝室でテレワークをしている方も多いでしょう。

自宅で仕事をすると集中力に欠けてしまうのでリフォームをしたいけど、それにかかる費用も決して安いものではありません。

そんな方にこそぜひ使ってほしい制度となっています。

こちらの記事では、テレワーク設備のリフォームに使える補助金の解説や、テレワークスペースのリフォームをパターン別に紹介していきます。

補助金を使うことで快適なテレワークが出来るので、ぜひ最後までお読みください。

 

テレワーク設備をリフォームするなら補助金を活用しよう!

先ほどもお伝えしましたが、自宅にテレワーク設備のリフォームをするなら補助金の活用をしましょう。

今までの住宅はくつろぎに重きをおいているので、テレワークに向いてはいないことが多くなっています。

テレワーク設備の整っていない住宅で仕事をすると、集中力が欠けてしまうので仕事がやりにくく感じるでしょう。

そこで働き方の多様化に対応できるよう、リフォームに対して補助金を使えるようになっています。

補助率は3分の1で限度額は100万円となっており、リフォームにかかる費用300万円までが対象となっているので、活用しない手はないといえます。

 

テレワークだけが目的では申請はできない?

テレワーク設備のリフォームに補助金が使えると解説しましたが、それだけが目的では申請できません。

住宅の性能向上を目的とした必須工事をおこなったうえで、はじめてテレワーク設備のリフォーム申請ができます。

必須工事とは「耐震性、省エネルギー対策、劣化対策」の3つがあり、事前に検査・工事をして基準値をクリアする必要があります。

もし既に必須工事が不要な場合、補助金が出ない可能性が高いので注意しましょう。

その場合は、「維持管理・更新の容易性、三世代同居対応改修工事、子育て世代向け改修工事」のいずれかをおこなうことでも補助金が受け取れる可能性があるので、事前に確認をしておきましょう。

補助金を利用する際のデメリットとして、補助金を受け取るまでにとても時間がかかるのが難点といえます。

リフォーム前に住宅の検査や書類の作成、必須工事を含めたテレワークのリフォーム工事が必要なので、余裕をもった準備が大切です。

 

テレワーク用にリフォームするならどんなパターンがある?

必須工事をすることでリフォームの補助が出るとなったら、どんなテレワークスペースにするか考えておきましょう。

人によって生活環境は違うので、自宅の大きさや家族の事を考えて設置場所を決めるといいでしょう。

大きく3つのパターンに分かれるので、ひとつずつ解説していきます。

 

間仕切りを設置するのが手軽

自宅で仕事をしていると1番の課題になる「スペースの確保」です。

リビングや食卓などで仕事をすると、周りに気が散ってしまい集中が欠けてしまうことでしょう。

ガラス戸やアコーディオンカーテンなど、間仕切りを設置することで手軽にスペースが確保できるだけでなく、使わない時は開けておくことで圧迫感を軽減できるので便利です。

 

防音室で周囲の音も気にならない

テレワークともなると電話やオンライン会議などが増えることでしょう。

そんなときに間仕切りだと周囲の音や声が気になってしまうかもしれません。

家族にも聞かれてはいけない情報もあるので、一層気を使うことでしょう。

そんな時は防音室にリフォームするといいでしょう。

周囲の声や音などの騒音を気にせず会議に集中できるほか、機密情報が家族に漏れるリスクを減らせるのでおすすめです。

 

増築リフォームするのもおすすめ

予算に余裕があるなら、思い切って増築するのもいいでしょう。

コロナ禍によって働き方が変わり、テレワークを始めたり継続したりする会社が多いのも事実です。

増築リフォームをすることでテレワーク用に個室を設けることができるので、より仕事に集中できる環境が整うでしょう。

もし夫婦でテレワークとなったときでも、増築してあるのでスペースの確保が容易になります。

お互いに気を使うこともなくストレスがたまる心配もありません。

 

まとめ

テレワーク設備のリフォームには補助金が使えます。

テレワークに向いていない環境では集中力に欠けてしまうので、補助金を活用してリフォームするといいでしょう。

ただしテレワーク設備を目的としたリフォームでは、補助金は申請できません。

住宅の性能向上を目的とした必須工事をすることで、一緒に工事ができるので確認を忘れずにしておきましょう。

リフォームのパターンもさまざまですが、自分の生活環境や予算と相談した上でぴったりなものを選ぶことが大切です。

 

「株式会社丸昌」では、戸建てや長屋だけでなくマンションのリフォームをおこなっています。

業歴20年以上・手掛けた住宅数千件の実績があるので、お客様に満足していただける提案をいたします。

ご自宅をテレワークに適したリフォームにしたいとご検討の方は、まずは当店にご連絡ください。