リフォームで快適なテレワークスペースを手に入れよう！

1. 快適なテレワークスペースを作るリフォームのポイント

テレワークを行うスペースを作るうえで押さえておきたいリフォームのポイントとはいったいどんなものなのでしょうか。下記のポイントをチェックしつつ、自分の価値観に合ったスペースを作ってみてください。

1-1. 仕切りを上手に使って個室空間を作る

リビングなどの共用スペースの一部を使ってテレワーク用のスペースを作りたいという場合、仕切りを使ってしっかりと個室空間を確保することが大切です。仕切りには、壁・間仕切りドア・ロールスクリーン・パーティション・引き戸などが活用できるでしょう。
特に、オンライン会議を頻繁に行うという方は、背景が気にならないロールスクリーンの活用がおすすめです。

1-2. 壁材にもこだわる

快適なテレワークスペースの実現のためには壁材にもこだわる必要があります。壁材には、湿度を調節する効果があるものや、消臭・吸音効果のあるものなど多岐にわたるため、状況に応じて適切な壁材や壁紙クロスを選ぶようにしましょう。また、より仕事に集中するために本格的な防音を取り入れたいという場合には、壁内部に防音材を施工するのもおすすめです。
なお、仕事で使用する書類を貼り付けられるマグネットボードや、黒板のように自由に書き込めるクロスなどを取り入れるのも有効です。これらを使いこなすことで、おしゃれなワーキングスペースへと仕上げることができます。

1-3. 光をしっかり取り入れる

部屋の一角をテレワークスペースへとリフォームする場合、外から光を取り入れるのが難しくなるかもしれません。窓が設置してあれば問題ありませんが、窓のないスペースでは光が入らずジメジメとした雰囲気になってしまうので、別の部屋との間仕切りに室内窓を設置してみましょう。これにより、太陽の光が入ってくるようになり、さらに換気もしやすくなるのでおすすめです。

1-4. コンセントを追加する

基本的に、テレワークではパソコンを使って仕事をするため、デスク周りにコンセントを増設する工事を検討しましょう。コンセントは、パソコンだけではなくデスクの照明、スマートフォンの充電、電気ポットなどの使用にも必要になります。より使い勝手の良いスペースにするためにも、事前にコンセントの数を増やしておきましょう。

1-5. 家具選びも慎重に

リフォームをするうえで、家具選びはとても重要なポイントとなります。限られたスペースを効率良く使用するために、お部屋のサイズにぴったりの家具を見つけることが重要です。万が一思い通りのものが見つからない場合には、オーダーメイドやセミオーダーメイドの家具を検討しても良いでしょう。

2. テレワークリフォームの具体例

リフォームの大事なポイントを押さえた後は、具体的な事例を見ていきましょう。自分の働き方に合っているかどうか考えながらチェックしてみてください。

2-1. 子どもの様子を見ながら仕事ができるテレワークスペース

人によって異なるものの、子どもの面倒を見ながら仕事がしたいという方も多くいらっしゃいます。そういった方には、リビングの一角に半個室のテレワークスペースを作るリフォームがおすすめです。間仕切りを設置するのではなく、収納棚を活用して半個室空間を作ることで、子どもの様子を見ながら仕事に取り組むことが可能です。
また、リビングに十分なスペースがないという方は、ダイニングに小さなテレワークスペースを設置してみてはいかがでしょうか。壁面収納にデスクを設置し、家事や子育ての合間を縫って仕事に励む方も少なくありません。

2-2. 集中できるテレワークスペース

自分の仕事に集中したいという方は物置をテレワークのためのスペースとして活用しましょう。特に、遮音性を期待する方や、オンライン会議が多い方から人気を集めています。ただし、通常の物置には窓がないため、室内の換気ができるよう換気扇を設置するのを忘れないようにしてください。

3. まとめ